こんばんは,ゴドーです。
今日は太極拳の先生が大学の講義に使う映像資料を作成するとかで,お手伝いのために母校に行っていました。
なんだかんだ撮影に5時間くらいかかり,正直ヘトヘトです。
午後の仕事時間がほとんど潰れてしまいましたし,困ったなぁという感じ。
まあそれでもお世話になっている義理があるので仕方ないですが。
撮影作業を通して改めて思ったことは,完成形を共有しておく大切さ。
すなわち,何がどうあるべきかという理想像を予めシェアしておく必要があるということです。
なぜ完成形を皆で理解しておく必要があるかというと,行動選択の指針になるから。
完成図がわかっていれば,現状と比較して今何をすべきか,自律的に動ける範囲が増えます。
一方,ゴールを一人しか知らない状態だと,常にその一人に判断を仰ぐことになり,非常に効率が悪いです。
単なる指示待ちではなく,自分から能動的に動こうと思ったら,まずは目指すべき方向性を考えるべきですね。
自分なりに考えた方向性に従って,具体的な行動を選ぶと。
行動実行の前に,この行動でよいか監督者に確認しておくと出戻りがなく安全です。
監督者が方向性を決めかねている場合は,根拠を持って完成形の案を提言することも時には必要でしょう。
共同作業というものはお互いが思っているゴール像を探りあう合意形成問題です。
最終的な意思決定権が平等でないにせよ,それぞれの立場から合意形成を目指すアクションを取ることが重要だと思いました。
それでは,また。
/ゴドー