こんばんは,ゴドーです。
「初心に帰ろう」ということで,安宅和人氏著の『イシューからはじめよ』を読み返しています。
いまさら紹介するまでもない超メジャー本ですが,定期的に読み返して頭の中に刷り込みたい内容に溢れていますね。
イシューをどう解決するかを始めるよりも,そのイシューを解く価値がどれだけあるのか質を見極める方が重要だという話。
企業の研究所にいる身としては,これは真を突いている至言だと思います。
企業研究に求められているものは正に「それが実現できたとして,ウチの企業にどれだけ価値があるのか?」ですから。
あとは序章に書かれていることですが,「”悩む”と"考える”の違い」の話もインパクトがありますね。
少し引用しますと,
「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに,「考えるフリ」をすること
「考える」=「答えが出る」という前提のもとに,建設的に考えを組み立てること
最近の研究に行き詰まっていた状態は「何を解けばいいのか?」を明確にしないまま考えるフリをしており,正に悩んでいたということですね。
答えが出ないことを悩んでいても時間の無駄ですから,これは本当に気をつけなければ。
印刷して目の前に貼っておきたいくらい重要なアドバイスだと思います。
イシューの質を意識しながら,改めて何をすべきかを見つめ直してみました。
何を解くべきかを考えると希望がもてるというか,やる気も出てきました。
金曜にミーティングがあるので,まずはそこまでに話をまとめていこうかと。
それでは,また。
/ゴドー