こんばんは,ゴドーです。
休日は95%自室内で過ごすことが多い自分ですが,たまには朝早くから起きて文化的活動をしようと思い,パナソニック汐留美術館で開催中の「分離派建築会100年展 建築は芸術か?」を観てきました。
「分離派」という,大正時代,モダンな建築デザインへの変革を目指した若い建築家たちに注目した展示会でした。
建築史は全く知らない自分ですが,職場でチケットを譲ってもらったので行ってみようと。
知識のあるなしに関わらず,こういう展示会はとりあえず行ってみるタイプです。
バックグラウンドがないので深く理解できたわけではありませんが,分離派建築家たちのエネルギッシュさを感じましたね。
元々,東京帝国大学の建築学科生たちが卒業制作の折に始めた派閥ということで,理性的なんだけれど,俺たちが変えてやるという若い野心がありました。
大正時代という短い期間ではありますが,挑戦的な(に見える)設計から,徐々にモダンと実用性がなにかいい感じにマッチした(ように見える)建築へ移り変わっていくのが,情熱と経験がマージし成熟していく過程を見ているようで面白かったです。
会場側の要請もありますが,展示会内は全員が無言。
この新型コロナ禍において比較的低リスクな空間のひとつだと思います。
この展示会は12/15まで開催中とのことなので,お近くに寄った際は覗いてみるのはいかがでしょうか。
それでは,また。
/ゴドー