こんばんは,ゴドーです。
今日はOJT中の新人さんとかなり長い時間,いろいろなことを話しました。
独力で研究を進めようとして,割とハマっているようだったので,少し心配になったのもあります。
僕自身はメンターではないし,先輩面して押しつけがましくなるのも嫌なので,あくまでも個人的意見として考えを述べたりしました。
周りの意見に流されているだけではだめだ,という意識をもつのは大切なこと。
言われたことだけやるのは研究職の仕事としては物足りないし,自分で考えたものを出してほしい。
しかしこれは,周囲と議論してはいけないということではないのですよね。
むしろ周囲の頭脳を外付け装置として使って,より多角的に議論した結果を出すべきだと思います。
その際は,自分なりの判断基準を持つことが大切ですね。
判断基準なしには,主張が妥当かどうか周囲には判断できず,得てして議論が停滞しがちです。
ちなみに,質問はなんでも遠慮なく聞いていった方がいいでしょう。
研究背景や一般的に言われている課題から始まり,職場特有のルールまで,新人さんだと戸惑うことが,周囲の先輩に聞けば直ちに解決することがままあります。
質問には判断基準が必要なく,ただ聞かれた相手が答えられるか答えられないかだけですから,質問が多いからといって研究の独自性がなくなるわけでもありませんし。
むしろ生産性をあげるために,質問はどんどん積極的に行って,些末なところでハマらないようにすべきですね。
それでは,また。
/ゴドー