こんばんは,ゴドーです。
昨日の記事で「意思決定に素人目線は不要ではないか」ということを書きましたが,一方,似ているようでとても重要だと思っているのが「現場目線」です。
サービス系の企業で研究をしているのでつくづく感じますが,結局現場のことってデータや報告書を読んだり,インタビューしたりしているだけでは分からないことだらけなんですよね。
結局,自然言語で書かれた報告書や話されるインタビューでは,完全なニュアンスを伝えきれないというところに限界があると思います。
やはり,実際に現場に出てみて,シャドウトレーニングみたいな形で仕事をしてみる必要性があるのではないかと。
周囲の研究者を見渡すと,最長で1年くらい現場で普通のスタッフとして働いていた人がいました*1。
僕自身も現場のスタッフとして働いたことがありますが,やはり現場に出て初めて気付くことは多かったですし,研究に戻ったときの判断に自身が持てるようになりました。
将来的には,VRトレーニングなので本当にリアルな現場にでなくとも現場感覚をつかめるようになればよいですね。
それが実現するまでの間は,実際に現場に出てみるというのが一番効果が高そうです。
それでは,また。
/ゴドー
*1:時節によって状況が変わる特殊なサービスだったので,通年で現場に出る必要がありました。