こんばんは、ゴドーです。
マイナンバーカードの件がまた騒がれていますが。。
個人的にはマイナンバーによって諸手続きが楽になるのは大歓迎ですし、またこの人材難の時代において、今後も行政サービスの質を急落させないためにはマイナンバー利用が必要不可欠だろうと思っています。
「デジタル化についていけない高齢者はどうするんだ」という意見もありますが、デジタル庁が前々からインクルーシブなDXを掲げている通り、そういう層向けのサービスは(たとえコストがかかるとしても)依然として続けるでしょう。
ただ、現状は”デジタル化についていけるであろう層”まで一律で非効率的なサービスになっているのが問題であって、今後はこの層がなるべくマイナンバー利用していくことで、結果的に”ついていけない層”へのサービス品質を維持できると思われます。
ところで、国民のITリテラシーがまだまだ不足しているので仕方ないとはいえ、マイナンバーにまつわる批判の中には技術的に誤っているものもいくつか見受けられますね。
典型的なものとしては「マイナンバーを知られたらなりすまされる」とか「マイナンバーは既に割り振られているのだからマイナンバーカードは不要だ」とか。
今後とも行政が丁寧に説明していくことに加え、コロナワクチンのときのように、専門家の解説によって徐々に理解が深まっていくことを期待しています。
しかし、理解できないから質問する・疑問を投げかけるというのは分かるのですが、理解できないままに”批判”するというのは不健全な態度だと思います。
そもそも理解できていないという状態を理解できていないと思われるので、これもまたやむを得ない話ではあるのですが、「何かがおかしいぞ」と思ったときに直ぐに”批判”から入るのではなく、まずは自分がもっている情報が欠落している可能性を疑った方が建設的でしょう。
マイナンバーに関する多くの”批判”を見ていて、自分も気を付けなければならないなと感じました。
それでは、また。
/ゴドー