こんばんは、ゴドーです。
ChatGPTのアップグレード版を統合したBingエンジンがリリースされたとして話題になっています。
膨大な情報を的確に要約してくれるとして、情報収集の在り方が大きく変わり始めているのを感じさせます。
氾濫する情報から必要な情報を探してくれる検索エンジンは、もはや人の解釈をほとんど必要としない要約エンジンへと移り変わるのでしょうか。
ただ、上述のBingエンジンは信頼できないという情報もあります。
デモ中の回答に事実と異なることが多数含まれていたようで、エンジンの要約をそのまま信じるのはリスクがあると。
同様の指摘はChatGPTにもありましたし、非常に高機能ながら、いまだ同じ弱点を抱えているようです。
よく指摘されていることですが、要約エンジンがこのまま進歩していくと、受け取り手側の人間に求められるリテラシーも高まりそうですね。
人間が楽をするために要約しているのになんだか逆説的な感じもしますが、今のところChatGPTやBingの吐いた内容については、用途次第ではありますが人間が精査する必要がありそうです。
今現在でも、新聞やテレビ、ネットなど、情報メディアによってバイアスが含まれていることが問題になりますが、少なくとも人間がユーザである限り、未来の要約エンジンについても同種の問題は常につきまといそうですね。
ちなみに自分としては、要約エンジンもいいですが、情報の引用関係や１次情報を検索・可視化してくれるエンジンの方がほしいな～と思ったりしています。
それでは、また。
/ゴドー
