こんばんは、ゴドーです。
今日は太極拳の稽古でイメージと意識について伝授いただきました。
足から指の末端にまで連なる連綿とした力の流れは、まずはイメージから入るものですが、どこの筋肉をどう使ってどう作用させるかはイメージではなく意識によって行うものであると。
(伝統)太極拳はゆっくり稽古するのが特徴ですが、ただ威力が出ればよい・護身できればよいというものではなく、身体の使い方を細部に至るまで意識するために敢えてゆっくり動いているのですよね。
近年ではスポーツであっても科学的な合理性・再現性を重んじるようになっていると思いますが、こと理合の追求においてはやはり武術に長がある気がします。
本当に微弱である意味地味な、表からは見えない深部筋の働きを、ここまで深く考えコントロールしようというのは並々ならぬ執念を感じます。
自らの身体に備わった機能を100%発揮するということで、武術はやはり奥深く、一生を掛けての鍛錬しがいがありますね。
それでは、また。
/ゴドー