プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

MENU

問題が具体化しすぎていないか?

こんばんは,ゴドーです。


今日は実験結果の描画アプリを作る作業が1日の大半を占めました。

これまでは同種のアプリを作るのに Windows Form アプリケーションで開発していましたが,今回初めて WPF アプリケーションにチャレンジ。

MVVM パターンという概念に慣れるにはまだ少し掛かりそうです。


なにぶん,初めての取り組みなので,基本は Google 検索しまくりながらの作業になります。

まだ慣れていないのもありますし,なかなか自分がやりたいことに合致する情報を見つけることができず,かなり時間を費やしました。

最終的になんとかやりたいことができるまで,かなりの回り道をしましたね。


回り道した分は,終わってから振り返ってみれば,まあ無駄だったわけです。

色々勉強になることもあるので,全てが無意味だとまではいいませんが,できることならばストレートに目的地まで辿り着きたかったもの。

どうして余計な脇道に入って時間を費やしてしまうのでしょうか?


思うに,原因のひとつは,本当にやりたい目的があやふやになっていることではないかと。

「Aを実現したい」→「Bという技術が使えそうだ」→「Bで使われているCという部分がわからない」→「Cで使われているDという部分がわからない」→…というように,問題がどんどん細分化し,具体的になっていくにつれ,何をやっているのか自分でわからなくなってしまいます。

問題が具体化するというのは必ずしもいいことではなく,同様の先行例を見つけづらくなるということでもあります。

本来ならば使えるコードを見つけてさっさとコピペで乗り越えたいところが,問題のスコープを狭めてしまったため,なかなか該当するコードが見つからずに,時間ばかりが費やされていく訳ですね。


調べども調べども問題が解決しないとき。

「今考えている問題は本当に解きたい問題なのか?」「そもそもの目的に立ち返れば,他の方法でも実現できるのではないか?」と,思考の抽象度を上げてみるのがよさそうです。


それでは,また。

/ゴドー

選択肢は多いほうがいい

こんばんは,ゴドーです。


Nintendo Switch の新型機が発表されましたね!

その名も「Nintendo Switch Lite」。

携帯機能に特化した新型モデルのようです。

www.nintendo.co.jp


自分としては,しばらくこれを買う予定はありません。

基本的にゲームは大画面で遊びたい派なので,今持っている Switch で十分かなと。

ときどき,長時間の移動中に Switch を携帯モードで遊ぶことがありますが,現行機でも持ち出しはそれほど苦労していませんし。

Lite を触ってみれば軽さに驚くかもしれませんが,絶対必要というわけではありませんね。


しかし,自分に必要ないからと言って,この商品が不要だとは全く思いません。

携帯モードだけで遊ぶひともいるでしょうし,携帯機能特化で廉価になったことで,子供に買い与えやすくなったという面もあるでしょう。

任天堂としては「需要がある」と判断したから商品開発して販売しているわけで,希求する層はちゃんといるわけですね。


いちユーザーとしても,様々な選択肢が用意されていることは悪く思いません。

たとえ自分が選ばないであろう選択肢であっても,とりあえず自由度があるだけで嬉しいです。


Switch の次のハードも楽しみですし,まずはまだまだ出てくる魅力的なソフト群を堪能していきたいと思います。


それでは,また。

/ゴドー

wpmを意識して読む

こんばんは,ゴドーです。


4月から本格的に再開した英語の勉強も,4ヶ月目に突入。

なんだかんだ継続できていて一安心です。


最近は,主にリーディング課題に挑戦しています。

語彙力がまだまだ足りないこともありますが,速く読む意識をもっと読まないと,なかなか速度が向上しないことを実感しています。


読書スピードを上げるために良い方法は,実際にスピードを測ってみることですね。

ワード数の分かっている文章ならば,読み終えるのにかかった時間を計測することで,1分あたりのワード数wpm(words per minute)を求めることができます。

自分の実力を定量的に測ってみることで,目標とのギャップが分かり,あとどれだけ速度を上げる必要があるのかが分かります。


自分のもっている教材では,ネイティブスピーカーは200wpm以上だと書いてありますね。

TOEICで800点以上を取りたいならば130~160wpmは必要だとも。

別のサイトを見てみると,ネイティブの平均的成人は300wpmだという記述もありました*1


一方で,自分の場合。

何も意識せずに読んでみると100wpmくらい。

全然足りないじゃないか! ということが数字で分かって痛快ですね。

それから意識的に目を速く動かすように練習して,今は160wpmくらいで読めています。


当然,速く読み終えるだけではなく,意味が取れていなければなりません。

英語の長文問題のように,読解後に文章の内容に関するクイズに答えてみるなどのチェックが必要ですね。

自分の場合,ちゃんと問題に答えようとすると160wpmが限界でした。

余裕はほとんどなく,頭をすごく使っている感じがします。


集中して速く読み続けるのは大変ですが,ある程度負荷をかけないと能力は伸びないでしょう。

読書の際にはタイムを測るようにして,wpmを大まかに計算しながら,リーディングの練習を継続して行っていきたいと思います。


それでは,また。

/ゴドー

人生早歩きで

こんばんは,ゴドーです。


職場の近くに住んでいるため,通勤は徒歩です。

今日は涼しく湿度もそれほど高くなかったので,歩いていてちょうどいい感じでした。


歩くときは,大抵他の人より早足で。

秒速2.5メートル以上は出ていると思います。

運動不足になりがちなので,通勤中も少しだけ運動強度を高めて歩くようにしています。


職場内でも,トイレに行くときなど離席時は早足です。

別に慌てているわけでもなく,時間に追われているわけでもありませんが。


日々の生活に慣れてくると,ついついダラダラと時間を浪費しがち。

もっと動きを俊敏にして,先へ先へと進んでいきたいものです。

少なくとも僕は放っておくと無限にのんびりする人間なので,生き急ごうとするくらいでちょうどいいのです。

生き急ごうとしたところで,生き急がないですから。


そんなわけで,早足を心がけているのでした。

早足していると体調の変化もわかりやすく,不調時は早足しなくなっているのに気付きます。

釣り糸と同じで,程よく気を張っている方が変化に気付きやすいのですね。


なお,早歩きのときは足ではなく身体を前に運ぶ意識で動いています。

武道の足運びと同じ考え方ですね。

自ずと姿勢もピンと立って,なかなかよい感じだと思います。


それでは,また。

/ゴドー

まだまだ涼しい7月の月曜日

こんばんは,ゴドーです。


昨夜はとても涼しかったですね。

ちょっと寒いくらいで,7月なのに毛布を押入れから取り出そうか,真剣に悩みました。

酷暑よりは涼しいのが嬉しいですが,7月になってもまだ25度いかないのは不思議な感覚。

昔はこうでしたっけね?

 * * *

行動経済学の逆襲』を半分まで読み進めました。

やはり,この手の本は紙媒体の方が速く読めるようです。

ヒトにはこういう傾向があるんだと知っておくだけで,大分生きやすくなるような気がします。

心理学など,運動方程式で表せない学問にアヤシさを感じるひともいるかもしれません。

しかし,これはこれで現象論として役立つことが多いと思いますね。

 * * *

2018年の西日本豪雨から1年が経ちましたね。

近年のゴリラ豪雨を始め,異常気象がもはや異常でなくなりつつある現代。

毎年のように起こりうる水害に対して,これからますます防災分野が成長していかなければなりませんね。

自分の住んでいる地域は水害リスクは低く,台地のため地震リスクも低めだと思っていますが,念のためにハザードマップを再確認しておこうと思います。

定期的に確認し直しておくのがよさそうです。


それでは,また。

/ゴドー

行動経済学の逆襲

行動経済学の逆襲

無意識レベルの情報伝達

こんばんは,ゴドーです。


今日も図書館で本を借りてきました。

日経サイエンスの7月号に,『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』『行動経済学の逆襲』をチョイス。

前回は進化生物学関連の本を借りましたが,今回は行動経済学を選びました。


ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る

ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る

行動経済学の逆襲

行動経済学の逆襲


行動経済学の逆襲』については,既に電子書籍版を持っており,途中まで読みました。

しかし,そこそこボリュームがある本の場合,電子書籍版で最後まで読むのが難しいと感じています。

終わりが見えないので,どのようなペースで読んでいけばよいのか分からず,疲れてしまうのです。


もちろん,電子書籍ではページ位置を表示することが可能です。

しかし,少なくとも自分が持っているKindle端末では,少し操作をしなければ現在位置が分かりません。

画面を下から上にスライドタッチするだけの本当に簡単な操作なのですが,たとえ僅かな手間であっても,操作しないと現在位置が分からないのは電子書籍の弱点ではないかと。


その点,紙媒体はかさばりますが,自分の今いる場所が物理的に分かるのがよいですね。

今自分が何%の位置にいるのか,左右に開いた本の厚みで感覚的に分かり,しかも特別な操作なしに分かるのがよい。

こういった情報が特に意識せずとも入ってくるのがよいのだと思います。


データ利活用において,情報の集め方やプロセッシングも大きな問題ですが,処理結果をどうアウトプットするかも重要な課題でしょう。

なんでもかんでも表示すると煩いし,かといって何度か操作しないと情報までたどり着けないのも不便です。

本の厚みのように,無意識レベルで情報伝達するようなテクニックがもっと研究されるべきかもしれませんね。


それでは,また。

/ゴドー

リアルで会うのは難しい

こんばんは,ゴドーです。


今日は久しぶりに大学時代の友人と遊びました。

奥様がご友人と会うのを送ったあとで,時間があったので遊びにきてくれたのです。

彼が独身の頃はしばしば泊まりにきたり,一緒にオンラインでゲームしたりしていました。

結婚後はそれがめっきり無くなってしまいましたが,今日久々に遊べて楽しかったです。


お互い家庭を持ち,離れたところで暮らすようになると,なかなか会うのは難しくなりますね。

LINEなどで会話をすることはありますが,面と向かって話すのはレアイベントになりました。

久しぶりに会ったときにお互いの近況を話して,数ヶ月とか年単位で情報更新している感じですね。


リアルで会うというのは,低コストなようでいて,実は結構難しい。

なまじ伝達手段が増えた現代では,相対的にコストが高く見えているかもしれません。

メッセージのやりとりよりは密で,でもリアルであるよりは簡単な,そんなコミュニケーションがあってもいいのになと思います。

伝達のしやすさを時と場合に応じて調節できるのが理想ですね。


それでは,また。

/ゴドー