こんばんは,ゴドーです。
今日も図書館で本を借りてきました。
日経サイエンスの7月号に,『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』『行動経済学の逆襲』をチョイス。
前回は進化生物学関連の本を借りましたが,今回は行動経済学を選びました。
- 作者: ダニエルカーネマン,Daniel Kahneman,友野典男,山内あゆ子
- 出版社/メーカー: 楽工社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: リチャード・セイラー,Richard H. Thaler,遠藤真美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本
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『行動経済学の逆襲』については,既に電子書籍版を持っており,途中まで読みました。
しかし,そこそこボリュームがある本の場合,電子書籍版で最後まで読むのが難しいと感じています。
終わりが見えないので,どのようなペースで読んでいけばよいのか分からず,疲れてしまうのです。
もちろん,電子書籍ではページ位置を表示することが可能です。
しかし,少なくとも自分が持っているKindle端末では,少し操作をしなければ現在位置が分かりません。
画面を下から上にスライドタッチするだけの本当に簡単な操作なのですが,たとえ僅かな手間であっても,操作しないと現在位置が分からないのは電子書籍の弱点ではないかと。
その点,紙媒体はかさばりますが,自分の今いる場所が物理的に分かるのがよいですね。
今自分が何%の位置にいるのか,左右に開いた本の厚みで感覚的に分かり,しかも特別な操作なしに分かるのがよい。
こういった情報が特に意識せずとも入ってくるのがよいのだと思います。
データ利活用において,情報の集め方やプロセッシングも大きな問題ですが,処理結果をどうアウトプットするかも重要な課題でしょう。
なんでもかんでも表示すると煩いし,かといって何度か操作しないと情報までたどり着けないのも不便です。
本の厚みのように,無意識レベルで情報伝達するようなテクニックがもっと研究されるべきかもしれませんね。
それでは,また。
/ゴドー