インディゲーム「GOROGOA」をクリアー。
Nintendo Switchでプレイしたが、STEAMなど様々なプラットフォームで遊べるみたい。
肝心のゲーム内容については、下の動画で「よゐこ」がお試しプレイをしているので、こちらを参照していただければと。
このゲームの独創性は上の動画を少し観ていただければ分かると思うけれど、ビジュアル以外にも凄味を感じたのが音楽。派手なBGMでもないし、耳に残るゲームミュージックという訳でもないのだけれど、絵と絵がかみ合った瞬間や、絵を動かしたらその下から別の絵が出てきた瞬間など、ユーザが間違いなくハッとするタイミングにすかさず盛り上がる音楽。
否応にも心揺さぶられます。感動するというか、プレイ中はむしろ、あっ怖い!と感じることが多かった。「見てはいけないものを見てしまった」という恐怖感に近いかも。
こういう感情喚起は、やはりインタラクティブなゲームならではという気がします。GOROGOAのビジュアルが素晴らしいのはもちろんですが、これが絵本であったとしたら、おそらくここまで気持ちが動くことはないかと。やはり、自分の手で絵を動かし、そして何か恐ろしいものを見てしまった、その瞬間を逃さず音楽が挿入される、これが情動を引き起こす一番の理由になっている。
自分はとにかくハラハラした気持ちでプレイしていましたが、決してホラーとかサスペンスの怖さではなく、グロテスクな要素も全くなし。むしろ、何か神聖なものに触れているときの恐ろしさに近いと思います。
ゲームの進行と共にストーリーのようなものが展開していきますが、言語による説明はなく、ユーザに想像させるような作り。よくよく考察してみても面白いかもしれませんが、何も考えず雰囲気を味わうだけでも十分楽しめる。
「GOROGOA」Nintendo Switch版は1,500円。プレイ時間は2時間程度かな。非常に良質で、ゲームでしか味わえない感動が確かにあると思います。非常におススメです。
昨日は1日中、E3の情報を追っているだけで潰れました(笑)
さっそくSplatoon2 Octo Expansionをプレイしています。