こんばんは,ゴドーです。
文章を書くときに気を付けていることとして,なるべく簡潔な言葉を使うということがあります。
内容を誤解なく伝えるためには,できるかぎり正確な表現を心がける必要がありますが,過剰な修飾で文章が長くなってしまうことは避けるべきかと。
例えば上の文章において,「なるべく」「できるかぎり」といった表現は除いても文意が通じますね。
これらの表現は何らかの例外を想定して予防的に使っている言葉ですが,このブログのような短い文章においては,細かい例外まで想定した文章にするよりも,短くストレートな表現を心がけた方がよいかもしれません。
上の文章をもう少しスリムアップしてみると…
文章を書くときには,簡潔な言葉を使うようにしています。
内容を誤解なく伝えるためには正確な表現を心がける必要がありますが,過剰な修飾で文章が長くなることは避けるべきかと。
この方が分かりやすいように思いますね。
なお,とにかく短い文章がよいという訳ではなく,あくまで文章の正確さが大前提です。
例えば,科学的な言説においては,100%断言できないことが多いですね。
なので,語尾に「かもしれない」「可能性がある」が付くことは仕方ない。
ところで,科学的に誠実な態度を取ろうとすると語尾がぼやけるのは仕方ないことですが,発言の責任逃れのために曖昧な表現を使っているケースはみっともないですね。
「~という意見もある」とかよくニュースで引用されていますが,何割の意見なのか等の数字がないとなんとも言えない。
レトリックで言論をごまかしたり責任転嫁したりするような行為は,厳しくチェックしておく必要があると思います。
それでは,また。
/ゴドー