こんばんは,ゴドーです。
仕事がテレワーク中心になっているので,打ち合わせもビデオ会議が基本になっています。
毎日のようにビデオ会議を繰り返して,大体の要領がつかめてきました。
大切なことは,相手の発言を自分が理解できなかったときに,納得いくまでちゃんと聞き返すことですね。
単純に音声が聞き取れない場合もあれば,意味が理解できない場合もありますが,いずれにせよ不明瞭な箇所をそのままにしないこと。
ビデオ通話では相手にとってこちらのリアクションが分かりづらいことがありますから,自分から能動的にコミュニケーションを取りに行こうとする必要がありますね。
また逆に,こちらの発言が相手に伝わっているかどうかにも意識を払う必要があります。
リモート環境下では,通信遅延等の影響で,自分と相手とで観ているものが異なっているかもしれません。
一方的にしゃべるのではなく,常に相手に発言内容が通じているか,確認しながら進めていく必要があります。
…と,ここまで書いてみて明らかですが,これってリモート環境に限った話ではありませんね。
以上の注意点は,対面でディスカッションするときにも当然気を付けるべき内容だと思います。
研究指導の場面では,議論の飛躍や不明瞭な言葉の使い方に対して会話を止めて確認を挟むことが非常に重要だと感じています。
事務的な話をする際にも,自分の理解が合っているかどうか,言い換えて整理をしながら確認することもしばしばです。
人と人とが意思疎通できるというのは決して当たり前のことではなく,意識と技術が必要な高等作業だと考えています。
ファジーな自然言語を介して会話しているからこそ,貪欲に意図を汲み取りにいく姿勢が重要となるのではないでしょうか。
それでは,また。
/ゴドー