プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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次の国内オリンピックはバーチャル空間で観戦したい

こんばんは,ゴドーです。


オリンピックも今日で閉会。

僕の業務も今夜の夜勤でもって一段落します。

準備期間から数えて1ヶ月,終わってみればあっという間でした。


母国開催ということで,日中どの時間に配信を観てもなんらかの試合中継が行われていたのはよかったですね。

ただ,応援ガチ勢の人からすると,日中の試合は仕事と重なってリアルタイム視聴できないため,むしろ時差がある方がよかったと言っており,なるほどと思いました(笑)


オリンピックを運営側から見ていましたが,組織的には最後までグダグダでしたね。

現場の状況を上が把握する仕組みが不十分で,現場の動ける人が臨機応変にカバーしてなんとか成り立っていた印象。

もちろん,速度を考えると一時的には現地の裁量で進めるべきなのですが,大方針の変更ができる上部へなかなか情報が上がらない(そして情報が上がっても動かない)ため,非効率な進め方のまま最後まで来てしまったところがありますね。


技術面では,試合のリプレイを3次元データであらゆる角度から確認できるシステムが導入されていましたね。

複数方向から撮影した映像を使って3次元再構成しているのだと思います。

処理速度の都合かリプレイシーンでしか利用されていませんでしたが,将来的には3次元再構成したバーチャル空間にダイブし,好きな方向から観戦できるようにしてほしいです*1

観客を入れずとも十分盛り上がることは実証されましたし,今後はダイブシステムの利用資格を観戦チケットとして売るようにすれば興行的にも問題ないのではないかと。

次にまた日本でオリンピックが開催される頃には,こうした仕組みが当たり前になっていることを期待します。


それでは,また。

/ゴドー

*1:今でもアーカイブ参照という形では十分実現可能だと思いますが。