プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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大規模障害のリスク

こんばんは,ゴドーです。


先週の金曜深夜に発生したauの通信障害。

僕もauユーザー*1なので,がっつり通信障害に巻き込まれました。

ただ,幸いというべきか友人と北海道旅行中だったので,ネット検索は別キャリアの友人にまかせて事なきを得ました。


携帯キャリア通信網は基本インフラですから,当たり前ですが大規模障害が発生したときのダメージは大きいですね。

前述の通り,僕自身はそこまで被害にあうこともなかったのですが,たとえば出前や郵便配達など普段の生活でよく利用するサービスに遅延が生じていたようで,都内にいたら不便を感じた可能性もありますね。


大規模通信障害の原因についてはいまだ調査中だと思いますが,基本的には輻輳,アクセス集中が原因のようですね。

電気電子工学科の友人に聞いたことがありますが,電送網でも一部がダウンすることで別の電送網に負荷がかかり,それがまた次のダウンへと連鎖していく,いわゆる雪崩(カスケード)現象が起きることがあるようで。

ネットワークにおいて一部分が断絶した結果,トラフィックが一部に集中することで,被害の大規模化に繋がるということですね。


いち利用者としては,特に大きな被害を被ったわけでもなく,サービスが提供されなかったことに補填が貰えればそれでOKです。

今回の件で怒ったりなんだりということはありませんが,ただ今後も同様の事象が頻発するようなら,別のキャリア回線をなどリスク分散を考えることになると思います。

それよりむしろ気になったのは電送網で同様の大規模障害が起こる可能性で,大規模停電が社会に与えるインパクトはキャリア網のダウンより遥かに問題でしょうから,ギリギリの発電量で綱渡りしている現状のままでは問題だなと改めて思いました。


それでは,また。

/ゴドー

*1:正確にはpovoユーザーですが。