こんばんは、ゴドーです。
就職活動をしていたときに、任天堂の故・岩田社長の話を聴いたことがあります。
曰く、「自分の考えが相手に伝わらないときは、自分の伝え方が悪いと考えるようにしている」と。
学生ながら感銘を受けて、以来、自分も実践しようとしてきました。
話がまったく伝わらないとき、確かに誰から見ても聞き手側の理解力や態度に問題があるというケースも勿論あるでしょう。
ただ、たとえそういう状況であったとしても、私がコントロールできるのは私だけなんですよね。
uncontrollableなものをcontrolしようとするほど不毛で無駄なストレスが溜まることはないので、制御可能な自分のことだけ考えるのは全うだし健全な姿勢だと思います。
なお、後年になってアドラー哲学を知ったとき、ああ同じ理屈だなと感じました。
また、「天は自ら助くる者を助く」という格言も、そもそも究極的に自分ができることは自助だけだという風に理解できるかもしれません。
よくよく考えると自らの身体や精神ですら自分のコントロール下にあると本当に言えるのかという話もありますが、とはいえ最も(そして唯一)コントロールできる可能性があるのが自分ですし、自らを自らの意志で自在に操れるようになることこそ「真の目指すべき在り方」なのかなと思ったりもします。
それでは、また。
/ゴドー