こんばんは、ゴドーです。
「力が入る」というのは必ずしも悪い意味で使われるわけではなく、熱意を表す表現としても用いられますが、日常生活においては多くの場面で力は入らない方がよいようで。
身体に力が入りすぎると怪我や不調のもとですし、力みがあると判断を間違えることが増えるようです。
緊張はストレスに直結しますし、ストレスにさらしていいのは一部の野菜くらいなもので、基本的にはリラックスできている方がなにかと動きやすくいい結果に繋がるでしょう。
ところで、力を入れないというのは案外と難しいもので、意識の面でも身体の面でも、完全に脱力している状態になれるのは遊び疲れた幼児か全身麻酔を受けた患者ぐらいでしょう。
我々は起きている限り、力が入っていないと立てないし何もできません。
ではどうしたら脱力できるのかと言うと、力が入りすぎている場所があるということは、同時に力が抜けすぎている場所もあるということ。
前者から後者に力の配分を変えることで、結果的に力が入りすぎるという状態が改善されると。
要は、バランスを整えろということなのですね。
仏陀の教えを持ち出すまでもなく、やはり中道、バランスが取れた状態というのが一番ということですね。
それでは、また。
/ゴドー