こんばんは,ゴドーです。
Twitterはただ眺めているだけでも楽しいですが,情報収集ツールとしても面白いもの。
リツイート機能があるため,自分が直接関わりのない情報がタイムライン上に現れることが面白いですね。
A,Bという2つのコミュニティに属する人が,Aに関するツイートをリツイートすることで,Bに属する人々へとAの情報が伝わっていくと。
まあ,同じコミュニティに属する人ばかりフォローしていると,新しい情報が入りにくくなることに加え,エコーチェンバー現象で信念が偏ってしまう恐れもあったりしますが。
情報収集ツールとして便利なTwitterですが,いつも意識しておきたいのは,ツイートの大多数は「素人のつぶやき」であり,取るに足らない情報であること*1。
そもそもTwitterに限らず,インターネットが大衆化し,Broadcast Yourselfの時代が来た時点で,質の低下は避けられないもの。
相互評価システムや「リツイート数」「いいね数」などで,情報の信頼性を担保しようという仕組みも考えられていますが,デマツイートが大拡散される昨今を思うと,決して完璧とは言い難く。
結局,発言者がどのような人物であるのか,周辺状況から判断していく必要があるのですね。
これには相当な情報リテラシーが求められるのですが,やはりこれしかないのかなぁと。
「信頼できる度合い」を分かりやすく表示するシステムを導入しても,その指標がどの程度信頼できるものかを判断する必要があることから,結局各自のリテラシーに左右されてしまうわけで。
自分自身についても,全くリテラシーに自身があるわけではありませんからね。
今後とも謙虚に注意深く情報を見ていきたいと思います。
それでは,また。
/ゴドー
*1:ここでいう素人とは,必ずしも非専門家という意味ではありません。例えば,皆が思わず笑うような面白いジョークをつぶやくアカウントは非「素人」ではないかと。