こんばんは,ゴドーです。
今日の東京都における陽性者数は1,278 人でした。
この数字には陽性であっても無症状で謹慎している人も含まれているので,取り扱いに気を使う必要がありますが,都の感染状況サイトにもある通り「医療提供体制が逼迫していると思われる」状況であることは間違いないのでしょう。
結局,個人でできることは手洗いとマスク着用,三密回避と,もう何ヶ月も前から変わっていないのですよね。
職場の同僚は感染が広がる中でも外出している人々に腹を立てていましたが,他人の行動変容を促すのは真に難しいもの。
そのうち伝わることを信じて,引き続き自らが協力的な生活習慣を続けていく他ないと思います。
ところで,陽性者数を取り上げたニュース記事のタイトルを見ていると,「〇曜日では最大」だとか「〇〇以来何番目」だとか,何かしら修飾しなければ気が済まないのかと思わされます。
もちろん,決して軽く考えていい状況ではないでしょうが,過剰に不安を煽っていることにならないか気になります。
個人的には,この「〇〇で最大」修飾を見るたびにボジョレー・ヌーボーのキャッチコピーみたいで,なにか必死に非常事態を演出しようとしているように感じ,ある種微笑ましさを覚えてしまいます。
数そのものではなく,数の算出方法や他の値との比較を見るべきだし,感染症においては微分をとることも重要だと思います。
現実から目を背けるのはよくないですが,過度に恐れすぎるのも判断ミスに繋がります。
まだしばらくは制限された生活が続きますが,たんたんと生きて参りましょう。
それでは,また。
/ゴドー