こんばんは,ゴドーです。
今日は大阪・豊中に住んでいる祖父母とランチをして,その後まっすぐ,伊丹空港発の飛行機で帰ってきました。
伊丹を利用したのは今回が人生初?
阪急の蛍池駅からモノレールで1駅となかなか便利なところにありますね。
成田空港は言わずもがな,羽田空港も神戸空港も街からちょっと遠いのが困りものなので。
全体的に予定が遅れ,自分が乗る予定だった便も20分遅れの運行でしたが,それほど不満はありません。
新幹線の自由席のように乗車時間の融通は効きませんが,搭乗時間自体は短いので,個人的にはこちらの方が気が楽ですね。
出発が多少遅れても,ラウンジでのんびり本を読んでいれば済む話ですから。
上述の通り出発が遅れていましたし,離陸直後の機長アナウンスではさらに予想到着時間が伸びていました。
でも,実際の到着時間はアナウンスの予想よりは早くなっていました。
本来の到着予定時刻より遅れてはいますが,より遅れるという予想よりは早く着いたことで,なんだか得に感じてしまうのが不思議。
あと,離発着も実にスムーズだったので嬉しさひとしおでした。
ダニエル・カーネマンが提唱した認知バイアスのひとつに「ピーク・エンドの法則」というものがあります。
例えば何らかの映画を鑑賞したとき,その感想は全体的な出来栄えではなく,映画のピークとエンディングの感じ方によって決まるということですね。
今回のフライトでいうと,ピークはやはり一番ドキドキする離発着時だと思いますが,これがスムーズだったのがよかったですね。
後は上述の通り,着陸時間が伸びたと思ったら少し縮んだというように,思っていた参照点よりも早く着いたのでエンディングもよかった。
そういったわけで,得に今回のフライトは満足度が高かったのかなと自己分析しています。
認知バイアスについて知っていると,自分の感情に理由付けできていい感じです。
こういった知識を敢えて避けることで人間の神秘性を保ちたいという人もいるかもしれませんが,自分の考えとしてはむしろ,知識があることで深みが増すと思いますね。
それでは,また。
/ゴドー