こんばんは,ゴドーです。
しばらく前から『信頼はなぜ裏切られるのか?』という本を読み進めていますが,これが実に面白い。
まだ途中ですが,今年度読んだ本の中ではナンバーワンかもしれません。
元々自分の興味ある分野であることを差し引いても,実に内容が濃くて面白いです。
本書は社会生活を送る上で外せない「誰かを信頼する」ということについて,生理学的な無意識下の意思決定について書かれた本です。
進化の過程で構築されてきた,誰が信頼できるか・また誰かを裏切るべきかどうかという価値判断を高速で行うシステムについて,最近の心理学実験例をふんだんに載せながら解説してあります。
また,このシステムがいかに瞬時に判断を行うかということに加え,いかにして騙されるかという”バグ”についても記述されているのが面白いですね。
さらに,未来の自分を信頼できるかとか,AIチャットボットのような機械を信頼できるかなど,章のタイトルを見るだけで心躍るような内容が記載されているようです*1。
読了したら,改めて感想をまとめておきたいですね。
それでは,また。
/ゴドー
*1:まだそこまで読んでいません。